家庭の文化資本を高める試み

「知識が多いほど体験は豊かになる。」家庭の中に文化教育を取り入れて、子供と無理せず楽しみながら学んでいきたいと思います。

【子供に伝えたい】日本の歴史Part1【旧石器時代&縄文時代】

今回は子供と話す時の備忘録として、旧石器時代縄文時代についてまとめました。

 

旧石器時代

旧石器時代氷河期で、大陸と陸続き

ナウマンゾウなどの大型動物が獲物移動生活をしていた。ナウマンゾウの骨は長野県の野尻湖で発見されている。

移動生活なので、簡単に作れる石器が好まれた。

打製石器(石を打って割って作る)

・握鎚(にぎりづち)→大型動物打撃用

・細石器→投げ槍用

・尖頭器(せんとうき)→突き槍用

・ナイフ型石器→包丁として

旧石器時代相沢忠洋により群馬県岩宿遺跡で発見された。

 

縄文時代

地球の温暖化により日本列島が形成され縄文時代が始まる。

気候の変化により採集や漁労でも食料を得るようになる。

さらに縄文土器(縄模様の鍋)により食べ物を煮ることができるようになり、食生活が豊かになり安定する。

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(参照:Wikipedia)

竪穴住居で定住生活へ。

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(参照:Wikipedia)

獲物がイノシシなど小型化し弓矢が必要になったり、採集や漁労に使う用途の広い石器が好まれるように。

磨製石器(打製石器を砥石で磨いて作る)

・石鏃(せきぞく)→弓矢用

・磨製石斧(せきふ)→木を削る

・石匙(いしさじ)→包丁として

土偶、抜歯、屈葬などの風習からアニミズムを行なっていたと考えられる。

当時の生活は貝塚(ゴミ置場)から知ることができる。

縄文時代の遺跡は青森県三内丸山遺跡が有名。

 

以上、旧石器時代&縄文時代でした🌼