子供に伝えたい日本美術
今回は平安末期に描かれた四大絵巻(大和絵)をまとめました。全て国宝です✨
この時代の絵画は史料としての意味合いが強くなります。
源氏物語絵巻(隆能源氏)
源氏物語を題材に藤原隆能(たかよし)が描いた平安絵巻。現存する絵巻物では最古と言われています😊
(参照:Wikipedia)
こちらの作品で興味深いのは、平安時代の貴族の生活を垣間見ることができることです。
これは藤原隆能本人も貴族であり、宮廷で絵所預だったから出来たことですね。調度品や着物の柄などとても細かく描かれています。
伴大納言絵詞(ばんだいなごんえことば)
作者は宮廷絵師だった常盤光長(ときわみつなが)です。
信貴山縁起絵巻(しぎさんえんぎ)
作者は不明。朝護孫子寺が所蔵しています。
(参照:Wikipedia)
鳥獣人物戯画
京都の高山寺に伝えられる動物の擬人化が特徴の絵巻物。
今でも人気がありグッズもたくさん出されていますね。私も大好きです😊
オリンピック応援ソング「パプリカ」の鳥獣戯画バージョンが出て話題になりましたね✨
ユニークでユーモアのある作風で、右から左に物語が進んでいく事から日本最古の漫画と言われています。
(参照:Wikipedia)
複数の人物により描かれ、その中の1人は鳥羽僧正覚猷(とばそうじょうかくゆう)と言われていますが確証はありません。
「日本三大絵巻」と言われる時は鳥獣人物戯画は含まれませんよ😊
以上、子供に伝えたい日本四大絵巻でした🌼